婚活パーティーというと、飲食店やホールで行うイメージがありますが
ゲレンデ(スキー場)で行われる「ゲレコン」というものもあります。
そのゲレコンに参加したときの体験談です。
ゲレコンに参加するきっかけ

もともとは東京で一人暮らしをしていたのですが、地元の群馬に帰ることとなり
群馬で行われる婚活パーティーにいろいろ参加していました。
しかし私が参加した居酒屋やレストランで行われる婚活パーティーでは、
なかなかイイ男性に出会うことはありませんでした。
そんなとき、趣味であるスキーを楽しみつつ、男性とも知り合える婚活パーティー「ゲレコン」のことを知りました。
2月だったのでシーズン中ということもあり、群馬県内でもいくつか開催していました。
二人一組だったので、友人と都合が合う日に行われるノルン水上スキー場のゲレ婚に参加しました。
参加したゲレコンの詳細

参加者は男性30名女性30名程度でした。
参加人数が多すぎず少なすぎずちょうどよかったです。
ノルン水上は水上駅から無料シャトルバスが出ているので電車で行きました。
スノーボードのインストラクターをされている男性が主催していて、スタッフの方も男性ばかりでした。
参加者はスキーをする人いれば、スノーボードの人もいて、初心者から超ベテランの方までいました。
年齢層は20代後半から30代の人が多かったです。
群馬のスキー場で行われているので、地元の人が多いかと思っていたんですが
男性は全員県外からの来ている人ばかりでした。

東京・埼玉・神奈川の方が多かったです。
女性も他県から来ている人が多かったですが、私以外にも数名群馬県の女性がいました。
ゲレコン、当日の流れ
午前中

まず、スキー場についたらゲレ婚の受付に行きます。
私がいったノルン婚はスキー場のインフォメーションが受付ではなく、特設の受付がありました。
そこで、名札と参加者だけがつけるシールを貰いました。
集合時間に指定された場所に行くと、男性と女性が向かうように一列に並び簡単な自己紹介をしました。
その後は自由に滑る時間となり、自分から声をかけて男女で滑る人たちと、
主催者の人と一緒に滑る人たちに分かれました。
私と友人は年齢が近そうな男性二人組に誘われたので、彼らと滑りました。
二人乗りのリフトだったので、自然と男女二人に分かれ、そこで改めて自己紹介しあいました。
私はスキーで彼はスノーボードだったのですが、同じウィンタースポーツ好きなので話がしやすかったです。
リフトの上は景色もよく、二人だけでじっくり話せるのでお互いのことを知るいい機会でした。
ずっと二人ではなく、リフトに乗っている間だけなのであまり気負わなくてすむのもいいところだと思います。
上に着くと下まで滑るのですが、このときはあまり話せません。
しかし、一緒に滑るだけで楽しかったです。
転んだり、追いついたり抜かれたりと、はしゃいでいました。
転んだとき助けてくれるとキュンとくるのですが、私と一緒に滑った男性はまだスノーボードをはじめて日が浅く
逆に転びまくっていました(笑)
でも、転んでもすぐに立ち上がり楽しそうに滑っている姿を見ると、
こちらも楽しくなりました。
滑る時間が終わるとランチタイムです。
ランチタイム(トークタイム・カップリングタイム)

昼食はスキー場の一部のレストランを貸し切り、参加者だけのパーティーのような状態でした。
オープンテラス席に丸テーブルがいくつか置かれていて、座る場所は決まっていました。
まだ話したことがない男性二人が同じテーブルにつき、一緒に食事をとりました。
私はお酒が好きなので、スキーをしたあとということもあり、おいしいビールが飲めました。
少しお酒が入ったので、男性たちともすぐに打ち解けたように思います。
しばらくすると、カップリングタイムとなりました。
気になる男性の名前を紙に書いて、主催者の方に渡しました。
書いた名前は一緒に滑ったスノーボード初心者の彼の名前です。
カップルになれば名前を呼ばれ、さらにじゃんけんに勝てば、
後日使えるノルン水上のペアのリフト券がもらえるということでした。
残念ながら、私の名前は呼ばれませんでした。
とても仲良くなっていたので、カップリングが成立しなくて不思議だったのですがその謎はあとで解けることに……。
ランチタイムが終わった後、
最初に滑った二人とランチタイムで一緒だった二人の計四人と連絡先を交換しました。
ゲレコン自体はここで解散となり、午後は完全に自由です。
男女で滑るもよし、友人と滑る人もいれば、のんびり過ごす人(私はこれです)もいました。
ゲレコン、その結果は……

カップリングは成立しなかったのですが、
やはり気の合った最初に滑った彼と連絡を取り合うようになり一緒に滑りに行くようになりました。
最初は友人と何人かで行っていたのですがすぐに二人で行くようになり、
私が東京へ遊びにいってデートもするようになりました。
出会って三か月後、彼から告白してくれて付き合うことになりました。
群馬と東京で2時間程度の遠距離なのですが、ほぼ毎週会っていました。
交通費は結構かかったんですが、デートの費用は彼が全部出してくれたので
短い期間なのにたくさんのところに行けました。お互いに初めから結婚を意識していたので、翌年の2月には結婚しました。
現在はおなかに赤ちゃんもいて、幸せな日々を過ごしています。
余談ですが、カップリングが成立しなかったのは単純に主催者の方の手違いだったようです(笑)
彼も私の名前を書いてくれたと知ったのは、付き合ったあとのことでした。
カップリングが成立しなくても、結婚までいく事例もあります。
本当に気の合う人とは不思議なご縁で結ばれているのだと思います。
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